ABOUT
フリースピリッツについて
日本の革職人が生み出す
素晴らしいブランドが、
どうしてこんなにも
知られていないのか?
                        PURPOSE
                    私はレザーアイテムが好きでした。革の温もりや、上質な製品を持つことで高揚する気持ち、そして品格がグレードアップするような感覚——そのすべてが魅力でした。しかし、次第に気付いたのです。百貨店では、どこも似たようなブランドばかり。量販店では、どこか雑貨的な革製品がほとんど。自分が求めている、もっと個性的で、こだわりの詰まったレザーアイテムに出会う機会が驚くほど少ない。
そんなとき、多くの革職人さんと接する機会を得て、日本には驚くほど多くの革職人がいて、多くの素晴らしいファクトリーブランドがあることを知りました。
でも、どれだけ魅力的な商品でも、それだけで売れるわけではない。業界には独特の商習慣や下請けの構造があり、職人たちが発信できる場は限られています。実際に手に取って見られる機会はほとんどないのが現実です。
だからこそ、もっと多くの人に知ってもらいたい。職人のこだわりとストーリーが詰まった革製品に触れられる場をつくれば、お客様にとっても特別な出会いとなり、作り手にとっても喜びとなり、持続可能な形でブランドが成長していくのではないか。そんな想いからフリースピリッツを運営し、店舗を拡大しながら、SNSや動画で情報を発信しています。
店舗一覧光の当たらない素晴らしい
革製品を届けるために、
私たちが取り組んでいること
                    現在の商習慣や業界の構造上、職人のつくる革製品が広く知られることは少なく、世に出る機会も多くありません。その現状を変えるために、フリースピリッツはYouTube、TikTok、Instagram、Xなど、職人の技や商品の魅力を発信し続けています。
さらに、実際に商品を手に取っていただく機会も重要だと考え、人通りの多い商業施設にあえて出店し、実店舗を増やしています。確かに家賃は高く、無名ブランドやこだわりの強い商品を扱う店舗はほとんどありません。それでも、素晴らしい革製品を届けるためには、「知ってもらうこと」「実際に触れてもらうこと」が何より大切だと信じています。
道ゆく人が商品に出会い、ブランドの存在を知ると、「こんな素晴らしいもの、なんでもっと早く教えてくれなかったの?」と驚き、「ブランド品よりも、日本の職人がつくるものを選びたい」とおっしゃいます。そして、そのお客様が友人や知人を連れてきてくれたり、口コミで広めてくれたりすることで、少しずつ日本の職人たちの革製品が広がっています。
こうして、一人ひとりの共感が次の人へと伝わり、少しずつでも職人の技と革製品が世の中に浸透していくことを、日々実感しています。
実店舗と通販、
それぞれの強みを活かし
共存共栄を願って
                    フリースピリッツでは、実店舗も通販もどちらも大切だと考えています。それぞれにしかできない役割があり、どちらも革製品の魅力を伝えるために欠かせない存在です。
実店舗では、お客様のニーズを直接伺い、販売と商品に精通したスタッフが最適な提案をすることができます。また、接客を通じて潜在的なニーズに気づくこともあります。通販は高い利便性を誇ります。ワンクリックで豊富な選択肢から選ぶことができ、注文すれば数日以内に自宅で受け取れる。この手軽さは、大きな魅力です。
どちらも素晴らしいものですが、私たちが一番大切にしたいのは、「なぜ革製品がいいのか」「私たちが届けたいものは何か」という本質の部分。そして、フリースピリッツと出会うことで、お客様の未来がより豊かになることです。
これからの時代、通販はますます便利に進化し、実店舗はよりハートウォーミングな空間になっていくでしょう。販売員と話すこと自体が価値になる未来が訪れるはず。だからこそ、私たちはただ商品を売るだけでなく、「人間力」を磨き続けたいと考えています。
革の魅力や奥深さ、
職人の想いやこだわりを
感じてほしい
                    市場に流通している革製品はほんのわずかです。流通の過程で「傷がつきにくいもの」「色落ちしないもの」「品質が均一なもの」など、扱いやすい条件が求められるからです。また、販売する人に知識がなければ正しく説明できず、結果としてクレームになりにくい無難な革製品ばかりが販売される傾向があります。
フリースピリッツでは、職人と直接交流しながら学び、革の特性や注意点を深く理解しています。「どんな革なのか」「どう扱うべきなのか」を伝え、実際に触れていただくことで、その魅力を感じてもらいたいと考えています。
高級な革や繊細な革製品は、一般的にショーケースで大切に扱われることが多いですが、質の高い革こそ、手に触れ、その感触を知ってこそ価値が伝わるもの。さらに、職人のこだわりや生き方にも触れることで、革製品に込められた想いがより深く伝わるはずです。